手のひらの汗で紙がふやけてしまう。足の裏の汗で靴の中がいつも湿っている。塗り薬を試してみたけれど、思うほど変わらない。そうした手足の汗のお悩みに対して、皮膚科で行える治療のひとつがイオントフォレーシスです。水を張った容器に手や足を入れ、ごく弱い電流を流すことで、汗の出口にはたらきかけ、発汗を抑えることを目指します。薬を体に取り込む治療ではないため、飲み薬による全身への影響を避けたい方にとっても、選択肢のひとつになり得ます。
イオントフォレーシスとは
イオントフォレーシスは、水を張った容器(トレイ)に手のひらや足の裏を浸し、微弱な電流を流すことで、汗の量を減らすことを目指す治療です。皮膚科の分野では古くから研究されてきた方法で、日本では1930年代に、電流を液体の中で流すと発汗量が減ることが報告されたのが最初とされています。その後、欧米で水道水を用いた方法が広まり、現在では手足の多汗症に対する一般的な治療のひとつとして位置づけられています。
痛みをともなう処置や、体を傷つける治療ではありません。通電中は、じんわりとしたしびれやピリピリとした感覚があるものの、多くの方は落ち着いて受けていただけます。治療そのものは、一回あたり十数分から30分程度です。
汗が出にくくなる仕組み
汗は、皮膚の中にある汗腺でつくられ、「汗孔(かんこう)」と呼ばれる出口から皮膚の表面に出てきます。水の中で電流を流すと、水が電気分解されて水素イオンが生じます。この水素イオンが汗の出口にはたらきかけ、出口が狭くなることで汗が表面に出にくくなる、と考えられています。実際に、流す電流の量に比例して汗の出口の数が減ること、水の代わりに食塩水を使うとこの変化が起こらないことなどが、国内の研究で確かめられています。
近年では、電流そのものが汗腺の細胞にはたらきかけている可能性についても議論が続いており、仕組みのすべてが解明されているわけではありません。ただし、「汗の量が減る」という結果については、国内外で複数の臨床研究が積み重ねられています。
この治療は、特別な薬液ではなく、水道水を使って行うのが基本です。そのため「水道水イオントフォレーシス」とも呼ばれます。効果のもとになっているのは水そのものではなく、通電によって生じる水素イオンのはたらきであり、塩を加えた水では同じ変化が起こらないことも分かっています。水道水であることに意味がある治療です。なお、塩化アルミニウム液や抗コリン薬などを用いる方法も開発されてはいますが、水道水を用いる方法ほどの研究の積み重ねはなく、現時点では位置づけが確立していません。
治療としての位置づけ
日本皮膚科学会がまとめた「原発性局所多汗症診療ガイドライン」では、水道水イオントフォレーシスについて、手のひら・足の裏の多汗症(掌蹠〔しょうせき〕多汗症)に対しては行うことが勧められるとされています。わきの下については、行うことを考慮してもよい、という位置づけです。一方、顔や頭の多汗症については、有効性を示す十分な研究がないため、勧められないとされています。
また、イオントフォレーシスは保険診療のなかで行える治療です。手足の汗でお困りの方が、比較的取り組みやすい選択肢として検討できる治療といえます。
対象となる症状・部位
イオントフォレーシスは、主に次の部位の多汗症を対象とします。実際に適応となるかどうかは、症状の程度やこれまでの治療経過をふまえて、診察のうえで判断します。
手のひらの多汗症(手掌多汗症)
イオントフォレーシスが最も多く用いられる部位です。手のひらは塗り薬が定着しにくく、また日常的に物に触れる場所であるため、汗の悩みが生活に直結しやすい部位でもあります。紙が湿ってしまう、スマートフォンやパソコンが反応しにくい、握手や書類の受け渡しに気を遣う、といったお困りごとに対して検討されます。
足の裏の多汗症(足底多汗症)
足の裏も、手のひらと同様に対象となります。靴の中が湿った状態が続くと、においが気になるだけでなく、水虫(足白癬)やかぶれといった皮膚のトラブルにつながることもあります。汗の量そのものにはたらきかけることは、足の皮膚の環境を整えるという意味でも役立つことがあります。
顔・頭の多汗症には行いません
顔や頭の汗に対しては、有効性を裏づける研究がなく、ガイドラインでも勧められていません。顔や頭の汗でお困りの場合は、別の治療を検討します。
多汗症という病気そのもの(種類・原因・全身の汗との違い・ワキガとの違いなど)については、「多汗症、ワキガ」のページで詳しくご説明しています。あわせてご覧ください。
こんな方に検討していただけます
次のような場合、イオントフォレーシスが選択肢になることがあります。あくまで目安としてご確認ください。
塗り薬を続けているが、手のひら・足の裏の汗が十分に落ち着かない
塗り薬で皮膚が荒れてしまい、続けにくい
飲み薬による口の渇きなど、全身への影響を避けたい
注射による治療には抵抗がある
汗のために、仕事や学業、日常の動作に支障を感じている
手足の汗が原因で、皮膚のトラブルをくり返している
汗の悩みの重さは、汗の量だけで決まるものではありません。ご自身がどれだけ困っているか、生活にどれだけ影響しているかが、治療を考える大切な基準になります。「これくらいで受診してよいのだろうか」と迷われる必要はありません。
受けられない場合・慎重な判断が必要な場合
体に電流を流す治療のため、次のような場合には、実施できない、あるいは慎重な判断が必要になります。
- 心臓ペースメーカーなど、体内に植え込まれた医療機器を使用されている
- 体内に金属が入っている
- 妊娠中、または妊娠の可能性がある
- 心臓の病気がある
- てんかんなど、けいれんを起こす病気がある
- 治療する部位に、傷・湿疹・皮膚炎がある(しみたり、悪化したりすることがあります)
- お子様(年齢や、じっとしていられるかどうかによって判断します)
該当する可能性がある方は、必ず診察時にお申し出ください。お薬手帳やご使用中の医療機器の情報をお持ちいただけると、判断がスムーズです。
「体質だから」とあきらめる前に
手足の汗は、命に関わるものではありません。しかし、握手をためらう、書類を手渡すときに気を遣う、靴を脱ぐ場面を避けるといった小さな回避が積み重なると、行動の範囲そのものが少しずつ狭くなっていきます。
とくに、汗が皮膚そのものに与える影響は見過ごせません。湿った状態が続くと、水虫、かぶれ、あせもといったトラブルの原因になり、足の場合は靴の中の環境を通じて症状が長引くこともあります。また、「汗をかいたらどうしよう」という緊張が、さらに発汗を強めることもあります。治療によって汗をある程度コントロールできると、この連鎖がやわらぐことがあります。
多汗症は、医学的に対応できる症状です。塗り薬・飲み薬・注射・イオントフォレーシスと、選択肢は以前より広がっています。「体質だから仕方ない」と長く抱えてこられた方こそ、一度ご相談いただきたいと思っています。汗のお悩みが生活に与える影響については、「多汗症、ワキガ」のページでも詳しくご説明しています。なお、経過や治療への反応には個人差があります。
当院のイオントフォレーシス診療の特徴
イオントフォレーシスは、保険診療のなかで選べる治療のひとつです。川名ごとう皮フ科クリニックでは、まず保険診療でできる標準的な治療をしっかり行うことを土台に、必要に応じてこうした選択肢を組み合わせていく診療を心がけています。
まず「見極める」ことから始めます
当院は、日本皮膚科学会が認定する皮膚科専門医が在籍しています。汗のお悩みでは、この見極めが治療の出発点になります。
同じ「汗が多い」でも、体質によるもの(原発性局所多汗症)と、ほかの病気が背景にあるものとでは、対応がまったく異なります。全身の汗が急に増えた、片側だけに症状がある、夜間にも大量の汗をかく、体重の減少や動悸をともなう——こうした場合には、甲状腺の病気などが隠れている可能性があり、まずそちらを調べることが優先されます。また、手のひらの汗が多い方のなかには、手湿疹や水虫といった皮膚の病気を併せ持っている方もいらっしゃいます。治療部位に傷や炎症がある状態で通電すると、しみたり悪化したりすることがあるため、皮膚の状態を診てから判断します。
皮膚科であることの意味は、こうした見極めをその場で行い、必要な治療を同時に進められる点にあると考えています。
いきなり負担の大きい方法をおすすめすることはありません
汗の治療には、塗り薬、飲み薬、注射、イオントフォレーシス、そして手術と、いくつもの段階があります。当院では、まず保険診療で使える塗り薬から始め、効き方を確かめながら、次の選択肢を一緒に検討していく進め方を基本としています。
イオントフォレーシスは、そのなかで「塗り薬では十分でなかったけれど、飲み薬や注射にはまだ進みたくない」という段階に、ちょうど当てはまることの多い治療です。薬を体に取り込む治療ではないため、全身への影響という点での負担が少ないことも、選びやすさにつながります。
電流の強さと時間
イオントフォレーシスで大切なのは、その方がどのくらいの電流を心地よく受けられるかを見極めることです。感じ方には個人差があり、同じ設定でも「ほとんど気にならない」という方もいれば、「ピリピリが強い」という方もいらっしゃいます。
当院では、初回は弱めの電流・短めの時間から始め、ご本人の感じ方をうかがいながら、少しずつ調整していきます。強く流せば早く効く、という単純なものではありません。強すぎる設定は、ピリピリ感や皮膚の負担につながり、かえって続けにくくなります。続けられる設定を見つけることが、結果的に治療の近道になると考えています。
効果が出ない場合の対応
私たちが皮膚科診療の課題だと感じているのは、同じ治療を漫然と続けてしまい、それ以上先に進まなくなることです。イオントフォレーシスも、すべての方に同じように効くわけではありません。一定の回数を行っても変化が乏しい場合は、続けることをおすすめするのではなく、ほかの方法への切り替えを含めて、率直にご提案します。期待できることと、できないことを、あらかじめお伝えすることを大切にしています。
治療の流れ
初めて受診される際の、大まかな流れをご説明します。実際の進め方は、症状や状態によって変わる場合があります。

受付・問診
ご来院後、問診票に、症状の始まった時期、汗が多い部位、困っている場面、生活への影響、これまで試したこと、既往歴、服用中のお薬などをご記入いただきます。体内に植え込まれた医療機器や金属がある方、妊娠の可能性がある方は、必ずご記入・お申し出ください。

診察
医師が皮膚の状態を直接診て、汗の分布を確認します。体質によるものか、ほかの病気が背景にないか、治療部位に傷や皮膚炎がないかを確かめます。必要に応じて、血液検査などをご提案することがあります。

治療方針のご説明
治療の内容、通院の頻度、想定される回数、期待できることと副作用について、分かりやすくご説明します。当院では、患者様に納得していただいたうえで治療を進めることを大切にしています。

初回の通電
水を張ったトレイに、手のひらまたは足の裏を浸します。弱めの電流・短めの時間から始め、感じ方をうかがいながら進めます。指輪などの金属は、事前に外していただきます。小さな傷がある場合は、ワセリンなどで保護してから行うことがあります。

経過の確認と条件の調整
次回の受診時に、汗の変化や皮膚の様子、通電中の感じ方を確認し、電流の強さや時間を調整していきます。これを繰り返しながら、その方に合った条件を見つけていきます。

継続と間隔の調整
汗が落ち着いてきたら、通院の間隔を少しずつ空けながら、良い状態を保つことを目指します。十分な回数を行っても変化が乏しい場合は、ほかの治療への切り替えを含めて見直します。
効果の現れ方と通院の目安
効果の現れ方には個人差がありますが、一般的な目安は次のとおりです。
はじめは週1回程度から。
国内の研究では、週1回の通電を続けた場合、6回ほど行ったところで発汗量が統計的に有意に低下したことが報告されています。より短い回数で変化を感じたという報告もあり、数回で「以前より楽になった」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
1回で終わる治療ではありません。
イオントフォレーシスは、汗の出口にはたらきかける治療のため、効果は永続するものではありません。汗が落ち着いてきたら、間隔を空けながら通電を続け、良い状態を保っていく(維持していく)という考え方の治療です。
通電の条件は少しずつ調整します。
治療は、弱めの電流・短めの時間から始め、感じ方を確かめながら、電流の強さと時間を調整していきます。一回あたりの通電時間は、十数分から30分程度が一般的です。
効き方には個人差があります。
十分な回数を行っても変化が乏しい場合もあります。その際は、続けることを前提とせず、ほかの選択肢をご提案します。
副作用・リスクについて
イオントフォレーシスは、比較的負担の少ない治療とされていますが、次のような症状が出ることがあります。ご理解のうえでご検討ください。
通電中〜直後
- ピリピリ感、チクチクする感覚 最もよくみられる反応です。電流の強さを調整することで、和らげることができます。
- 小さな傷にしみる ささくれや切り傷、あかぎれなどがあると、その部分に強くしみることがあります。事前にワセリンなどで保護します。
- 皮膚の赤み(紅斑)
くり返すことによるもの
- 皮膚の乾燥 通電後の皮膚は乾燥しやすくなります。保湿を続けていただくことが大切です。
- かゆみ、湿疹のような症状
- 水ぶくれ 電流が強すぎた場合などに生じることがあります。強い赤みや水ぶくれが出たときは、次回の通電前に必ずお知らせください。
そのほか
- 治療中に金属(指輪・時計・ピアスなど)を身につけていると、思わぬ刺激が生じることがあります。事前に外していただきます。
- 心臓ペースメーカーなどの体内植え込み型医療機器を使用されている方、妊娠中の方などは、この治療を受けていただけません。必ず事前にお申し出ください。
気になる症状や不安な点は、遠慮なく診察時にお尋ねください。
ご家庭でのケア・注意点
保湿を続ける
通電後の皮膚は乾燥しやすくなります。手や足の保湿は、治療の一部と考えて続けてください。
傷があるときは伝える
ささくれ、あかぎれ、切り傷などがあると、しみることがあります。小さなものでも、通電前にお知らせください。
金属は外してから
指輪、時計、ブレスレットなどは、治療前に外していただきます。
通院の間隔を空けすぎない
はじめのうちは、間隔が空くと汗の量が戻りやすくなります。続けやすいペースを一緒に考えますので、通いにくい事情があればご相談ください。
塗り薬は自己判断でやめない
イオントフォレーシスは、塗り薬と組み合わせて行うこともあります。併用の仕方は医師が判断しますので、自己判断で中止しないでください。
足の汗の場合は、靴の環境も
同じ靴を毎日履かず、乾かしながら替えて履く。通気性のよい靴・靴下を選ぶ。5本指の靴下が役立つこともあります。足は水虫を併発しやすいため、皮膚の状態にも気を配ってください。
家庭用の機器について
海外には家庭で使える機器もありますが、日本国内では医療機器として承認されたものを個人で購入する制度が整っておらず、個人輸入という形になります。この場合、保険は適用されず、安全性や不具合への対応もご自身の責任となります。まずは医療機関での治療をご検討いただき、通院が難しいなどの事情がある場合は、診察時にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 痛みはありますか?
-
針を刺したり、皮膚を傷つけたりする治療ではありません。通電中は、ピリピリ・チクチクとした感覚があります。感じ方には個人差がありますので、当院では弱めの設定から始め、ご本人の感じ方をうかがいながら調整していきます。「我慢して受けるもの」ではありませんので、強いと感じたら遠慮なくお申し出ください。
Q. 何回くらいで効果が出ますか?
-
個人差がありますが、週1回程度の通電を続けた場合、6回ほど行ったところで汗の量が減ったという報告があります。数回で変化を感じる方もいらっしゃいます。一定の回数を行っても変化が乏しい場合は、ほかの方法への切り替えをご提案します。
Q. 保険は使えますか?
-
イオントフォレーシスは、保険診療のなかで行える治療です。当院では、まず保険診療でできる治療を基本に、おひとりおひとりを丁寧に診てまいります。費用について気になる点は、診察時にお尋ねください。
Q. 効果はどのくらい続きますか? 通い続ける必要がありますか?
-
一度受ければずっと汗が止まる、という治療ではありません。汗が落ち着いてきたら、通院の間隔を空けながら、良い状態を保っていくという進め方になります。どのくらいの間隔が適しているかは、汗の戻り方を見ながら一緒に決めていきます。
Q. 子どもでも受けられますか?
-
年齢や、じっとしていられるかどうかによって判断します。学校生活に影響が出ているお子様もいらっしゃいますので、まずはご相談ください。お子様の場合は、まず塗り薬などから検討することが一般的です。
Q. 妊娠中でも受けられますか?
-
妊娠中、または妊娠の可能性がある方は、この治療は行いません。ほかの選択肢をご提案しますので、診察時にお申し出ください。
Q. ペースメーカーが入っていますが、受けられますか?
-
心臓ペースメーカーなど、体内に植え込まれた医療機器を使用されている方は、この治療を受けていただけません。体内に金属が入っている方も、慎重な判断が必要です。必ず事前にお知らせください。
ボツリヌス毒素(ボトックス)の注射とどちらがよいですか?
-
部位や症状の程度、生活への影響によって、適した方法は異なります。注射は効果の持続がある程度見込める一方で、注射時の痛みがあり、部位によっては保険適用の条件が定められています。イオントフォレーシスは通院の回数が必要になる一方、針を使わない治療です。どちらが向いているかは、診察のうえでご相談します。
顔や頭の汗にも使えますか?
-
顔や頭の汗に対しては、有効性を裏づける研究がなく、ガイドラインでも勧められていません。顔や頭の汗でお困りの場合は、別の治療を検討しますので、ご相談ください。
院長から患者様へ
皮膚は、体の状態を映す鏡だと、私は考えています。汗もまた、体からの表れのひとつです。
汗のお悩みで受診される方にお会いして、いつも思うのは、どれだけ長く、おひとりで抱えてこられたのだろうということです。周囲に相談しづらく、「気にしすぎ」と言われて終わってしまう。そうやって何年も、握手を避け、書類の受け渡しに気を遣い、人との距離を測ってこられた方が、たくさんいらっしゃいます。
まずお伝えしたいのは、これは医学的に対応できる症状だということです。そして、手足の汗に対する治療の選択肢は、決してひとつではありません。イオントフォレーシスは、そのなかで、薬を体に取り込むことなく、保険診療の範囲で試していただける方法のひとつです。
私が皮膚科診療の課題だと感じているのは、毎回同じ薬を出し続けることで、治療がそこで止まってしまうことです。「塗り薬を続けているけれど、あまり変わらない」という状態が何か月も続いているとしたら、それは見直しの合図だと思っています。効いていないのであれば、方法を変える。そのための選択肢を、あらかじめ複数ご用意しておきたいと考えています。
一方で、この治療は魔法ではありません。効き方には個人差があり、通院を重ねていただく必要があります。だからこそ、始める前に、どのくらいの頻度で、どのくらいの期間を見込むのか、どんな副作用があるのかを、正直にお伝えするようにしています。そのうえで、続けられそうかを一緒に考えていきたいと思っています。
私自身、患者様のお話をしっかりうかがい、分かりやすくご説明し、納得していただいたうえで治療を進めることを信条としています。話しにくいことをお話しくださること自体が、大きな一歩だと思っています。どうぞ安心してご相談ください。皮膚のことだけでなく、体全体の健康と美しさのかかりつけ医として、地域の皆さまにご利用いただけるクリニックでありたいと願っています。
川名ごとう皮フ科クリニック 院長 後藤 克修
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