にきびが気になって、写真に写るのが嫌になる。 部活のあと、汗をかいた場所がかゆくなる。 制服の下で、いつも同じところが赤くなっている。
10代から20代前半は、体が大きく変わる時期です。皮脂の量、ホルモンのバランス、生活のリズム、そのどれもが変化していきます。この時期の肌の悩みは、「子どもの症状」と「大人の症状」が入り混じって現れるのが特徴です。
そして、この年代の悩みには、もうひとつの側面があります。人に相談しにくいということです。親に言うほどでもない気がする。友達には言いたくない。病院に行くほどなのか分からない。
川名ごとう皮フ科クリニックは、名古屋市昭和区折戸町、地下鉄鶴舞線「川名駅」から徒歩10分。学校や部活の帰りにも立ち寄っていただけます。
学生の方に多いお悩み
にきび・にきび跡
この年代でもっとも多いお悩みです。
にきびは「そのうち治るもの」と思われがちですが、跡を残さないためには、早い段階からの治療に意味があります。 赤みや色素沈着、へこみとして残ってしまうと、治療にずっと長い時間がかかります。
にきびの治療には、保険診療で対応できるものがあります。 市販の洗顔料や薬で改善しないときは、一度ご相談ください。
アトピー性皮膚炎
小さいころから付き合ってきた方も、この時期に落ち着く方もいれば、受験や生活の変化で再燃する方もいます。
「昔からのことだから」とあきらめてしまわないでください。 治療の選択肢は以前より増えています。当院では、同じ薬を漫然と続けるのではなく、いまの状態に合っているかを見直しながら進めます。
じんましん
突然、盛り上がった赤い発疹が出て、しばらくで消える。それをくり返す症状です。疲れやストレス、寒暖差が引き金になることもあります。
受診したときには消えていることがほとんどなので、症状が出ているときにスマートフォンで撮影しておいてください。 それだけで、診断の大きな手がかりになります。
手の湿疹
飲食店やコンビニのアルバイト、実習など、水仕事や手洗いの多い環境で起こりやすくなります。
部活動・スポーツに関わるもの
- 水虫・爪水虫
部室の共用スリッパ、汗で蒸れたシューズ。足のかゆみ=水虫とは限らないため、顕微鏡検査で確かめます - いぼ
プールや更衣室でうつることがあります。放置すると数が増えます - 巻き爪
スパイクやシューズの締めつけ、深爪が原因になることがあります - 熱傷・きり傷・すり傷
傷あとを残しにくくするうえでも、初期の処置が大切です - 日焼け
屋外の部活動では、繰り返す日焼けが将来のしみにつながります
足のトラブルがくり返す場合は、靴や歩き方の面からもご相談いただけます(インソール外来・自由診療)。
汗・においの悩み
多汗症・ワキガは、保険診療で対応できる治療があります。
「体質だから仕方ない」と思われている方が多い領域ですが、医学的に対応できることがあります。手のひらの汗で紙がふやける、教科書が湿る、といったお悩みも含めてご相談ください。
髪の悩み
若い方でも薄毛が気になり始めることがあります。男性型脱毛症(AGA)は進行性のため、早い段階からの対応に意味があります。
花粉症・アレルギー
鼻や目の症状だけでなく、**顔のかゆみ・赤み(花粉皮膚炎)**として出ることがあります。受験の時期と重なると、生活への影響が大きくなります。
スギ・ダニによる症状には**舌下免疫療法**という選択肢もあります。数年単位で続ける治療なので、始める時期の相談も含めてお話しできます。
美容のこと
しみ・そばかす、毛穴、医療脱毛など、美容のご相談も承っています。
ただし、この年代の方には、とくに正直にお伝えしたいことがあります。
- 美容の治療の多くは**自由診療(保険適用外)**で、費用がかかります
- その日に決めていただく必要はまったくありません。 お見積りだけをお持ち帰りください
- にきびのように、保険で治療できるものもあります。 自由診療を先にご案内することはしません
- 未成年の方の施術には、保護者の方の同意が必要となる場合があります
当院が学生の方に大切にしていること
話しやすさを大切にします
診察では、ご本人にうかがいます。 保護者の方がご一緒でも、まずはご本人の言葉でお聞きします。
言いにくいことがあれば、そのままおっしゃっていただいて構いません。「親には言いたくない」ということがあれば、それも含めてご相談ください。
(※未成年の方の場合、内容によっては保護者の方へのご説明が必要になることがあります)
「これくらいで来てよかったのか」と思わなくて大丈夫です
外来では、「たいしたことないのに来てしまって」とおっしゃる方によくお会いします。
けれど、鏡を見るたびに気になる、人の目が気になって授業に集中できない。それは十分に相談していただける理由です。皮膚の症状は、見た目に出るぶん、気持ちへの影響が大きいものです。
続けられる治療を一緒に考えます
朝は時間がない、部活で汗をかく、寮生活で使えるものが限られている。そうした事情は、遠慮なくお話しください。
続けられない治療は、効く治療になりません。 塗る回数、剤形(べたつかないもの/さらっとしたもの)、タイミング。生活に合う形を探します。
効かないときは、方法を変えます
当院は、同じ薬を漫然と出し続けることを避けたいと考えています。「あまり変わりません」というお言葉は、いちばん役に立つ情報です。遠慮なく教えてください。
「皮膚は体を映す鏡」— 生活の面からも
食事、睡眠、ストレス。この年代は、生活のリズムが乱れやすい時期でもあります。
当院には管理栄養士が常駐しており、ご希望に応じて食生活のご相談もお受けできます(保険診療とは別のご案内・自費)。ただし、これは標準的な治療を土台としたうえでの追加のサポートであり、効果を保証するものではありません。
受診について
保険証・受給者証
マイナンバーカード(マイナ保険証)または資格確認書をお持ちください。医療費受給者証をお持ちの方は、あわせてご持参ください。
保護者の方の同伴について
保険診療については、中学生以上の方であればお一人でも受診いただけます。
ただし、未成年の方の自由診療(美容の施術など)については、保護者の方の同意が必要となる場合があります。
費用について
保険診療の場合、窓口でのお支払いは自己負担割合に応じた金額です。医療費助成を受けておられる方は、受給者証をご提示ください。
自由診療については、施術前に必ず総額のお見積りをお示しします。 その場でお決めいただく必要はありません。
通いやすさ
地下鉄鶴舞線「川名駅」から徒歩10分ほど。屋根付きの駐車場を15台分ご用意しています(保護者の方の送迎にもご利用いただけます)。
診療時間や受付方法の詳細については、当ウェブサイトの各案内ページをご確認ください。
自分でできること
- 洗いすぎない
にきびが気になると、つい何度も洗いたくなります。けれど洗いすぎは逆効果です。皮脂を落としすぎると、かえって分泌が増えたり、乾燥から炎症を起こしたりします。朝晩2回、泡でやさしく洗うのが基本です。 - 触らない・つぶさない
にきびをつぶすと、跡が残りやすくなります。前髪や手で顔に触れる癖にもご注意ください。 - 日焼け対策をする
いまの日焼けが、将来のしみになります。部活動をしている方こそ、日焼け止めを習慣にしてください。 - 汗を放置しない
部活のあと、汗をかいたままにしない。シャワーが難しければ、濡れたタオルで押さえるだけでも違います。 - 睡眠をとる
夜更かしが続くと、肌の状態に出ます。テスト期間だけでも意識してみてください。 - 市販薬を漫然と使い続けない
2週間ほど使って改善しない場合は、診断そのものが違う可能性があります。 使っているものをお持ちのうえ、ご相談ください。
よくある質問
一人で行っても大丈夫ですか。
-
A. 保険診療については、中学生以上であればお一人でご受診いただけます。保険証(マイナ保険証または資格確認書)と、お持ちの方は医療費受給者証をご持参ください。
親に知られたくないことがあります。
-
A. まずはご相談ください。診察はご本人の言葉でうかがいます。ただし、未成年の方の場合、内容によっては保護者の方へのご説明が必要になることがあります。 その際も、事前にご本人にお伝えします。
にきびは保険で治療できますか。
-
A. できます。 保険診療で対応できる治療があります。まずは保険診療の範囲でご提案し、自由診療を先にご案内することはいたしません。
部活を休まないといけませんか。
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A. 症状によります。うつる病気(とびひ、水いぼなど)の場合は、一時的に制限が必要なことがあります。プールやコンタクトスポーツについては、診察の際にご相談ください。
部活の帰りに行けますか。
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A. 診療時間内であればご来院いただけます。診療時間や受付方法の詳細については、当ウェブサイトの各案内ページをご確認ください。
医療脱毛は何歳から受けられますか。
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A. 未成年の方の場合、保護者の方の同意が必要となることがあります。 また、成長期は毛の状態が変化するため、時期についてもご相談したうえで判断します。まずはカウンセリングでご相談ください。
化粧をしたまま行ってもよいですか。
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A. 構いません。ただし、診察の際に落としていただく場合があります。 可能であれば、患部にファンデーションを重ねない状態でお越しいただけると助かります。
院長より
皮膚は、体の状態を映す鏡だと、私は考えています。
10代から20代前半は、体が大きく変わる時期です。皮脂の量もホルモンのバランスも変化し、生活のリズムも一定ではありません。この時期に肌が荒れるのは、ある意味で自然なことでもあります。
けれど、「自然なこと」と「我慢すべきこと」は違います。にきびの跡は、放っておけば残ります。かゆみで眠れなければ、勉強にも部活にも影響します。気になるのであれば、それは相談していただいてよいことです。
診察では、ご本人のお話をうかがうことを大切にしています。「こんなことを言ってもいいのかな」と思われるようなことこそ、聞かせていただきたいと思っています。生活のこと、部活のこと、悩んでいること。皮膚の症状の背景には、そうしたものが隠れていることがあります。
そして、続けられない治療を押しつけることはしません。 朝に時間がないなら、朝は塗らなくてよい方法を考えます。べたつくのが嫌なら、別の剤形を探します。効かないなら、方法を変えます。
これから何十年も付き合っていく自分の肌です。いまのうちに、正しい向き合い方を知っておくことには意味があると思っています。どうぞお気軽にお越しください。
川名ごとう皮フ科クリニック 院長 後藤 克修




