Nutrition counseling

栄養指導

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食生活の改善から健やかな肌へ

管理栄養士による個別栄養指導

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昭和区・川名駅の皮膚科 川名ごとう皮フ科クリニックの栄養指導

「皮膚科で栄養の話をされるとは思わなかった」

そう言われることがあります。もっともだと思います。皮膚のことで受診したのに、食事の話が出てくるのは意外に映るかもしれません。

けれど、皮膚は体の状態を映す鏡です。塗り薬でいったん落ち着いても、体の側で何も変わっていなければ、また同じことがくり返される。そうした場面を、診療のなかで何度も見てきました。

川名ごとう皮フ科クリニックには、管理栄養士が常駐しています。診察のあと、同じ場所で栄養や食生活のご相談をしていただける体制です。

なぜ皮膚科が、栄養指導を行うのか

皮膚は、体の状態を映す鏡

皮膚は、体の外側にありながら、内側の状態を映し出します。

たんぱく質が足りなければ、皮膚をつくる材料が不足します。鉄が足りなければ、爪が変形したり、髪が抜けやすくなったりすることがあります。亜鉛の不足は、傷の治りや口のまわりの皮膚炎と関わることが知られています。ビタミン類の不足も、さまざまな皮膚症状として現れることがあります。

もちろん、すべての皮膚トラブルが栄養で説明できるわけではありません。 むしろ、そうでないもののほうが多いのが実際です。それでも、標準的な治療を続けても思うように改善しないとき、あるいはくり返してしまうときに、体の内側にも目を向ける価値がある——それが当院の考え方です。
名古屋大学皮膚科での恩師からは、「皮膚だけでなく、患者さんの背景まで引き出して診る」包括的・全人的な医療の考え方を学びました。

ただし、当院の土台はあくまで標準的な皮膚科治療であり、栄養はその上に置く追加のアプローチにすぎません。

管理栄養士が常駐しています

当院には、管理栄養士が常駐します。院内には「健康の源を見直す管理栄養士常駐スペース」を設けています。

診察のあと、同じ場所でご相談いただけることには意味があると考えています。皮膚の状態を診た医師の見立てを、管理栄養士がそのまま受け取って、食事の話に落とし込めるためです。別の施設へ紹介状を持って行っていただく必要はありません。

進め方として大切にしているのは、理想的な献立を押しつけないことです。「毎日自炊しましょう」「これは食べないでください」と言われて、実行できる方は多くありません。お仕事の状況、ご家族の食事、外食の頻度、料理にかけられる時間。そうしたことをうかがったうえで、「明日から変えられること」を一緒に探すという進め方をします。

皮膚科での栄養指導

当院は「栄養で皮膚の病気を治す」クリニックではありません。

湿疹にも、感染症にも、それぞれ確立された診断と治療があります。標準的な治療を保険診療の範囲でしっかり行うことが、診療の土台です。栄養は、その上に置く追加のアプローチであり、標準的な治療に置き換わるものではありません。

また、栄養へのアプローチによって皮膚症状が改善することを保証するものではありません。

そして、皮膚の症状を「栄養不足だろう」と決めつけて対応することも、当院ではいたしません。 乾燥に見えて別の疾患だった、湿疹に見えて感染症だった、ということは実際に起こります。栄養のお話をするのは、皮膚科医として診断をつけたあとです。
そのため、内科などの栄養指導とはまた異なったアプローチになります。その点を御理解の上、受診してくださると幸いです。

管理栄養士提案!

食事レシピ掲載中

随時
更新

こんな方に

  • 治療を続けているが、くり返してしまう
  • 標準的な治療で思うような変化が得られていない
  • 皮膚のことだけでなく、体の内側からも整えたいとお考えの方
  • 食事のことが気になっているが、何から手をつければよいか分からない
  • サプリメントを飲んでいるが、これでよいのか分からない
  • 髪・爪の状態が気になる方
  • ご自身の食生活を、一度きちんと見直してみたい

皮膚の症状がない方でも、ご相談いただけます。 まずは通常の診察でお声がけください。

当院の栄養指導でできること

  • 食事レシピのご提案
    「何を食べればよいか」だけでなく、**「どう作るか」**までお伝えします。管理栄養士が、ご家庭で無理なく続けられる形でご提案します。
  • 皮膚と栄養の関係を知る
    皮膚をつくる材料としての栄養、不足したときに起こりうること、どんな食べ方が助けになるのか。科学的に分かっていることと、まだ分かっていないことを分けてご説明します。
  • 毛髪と栄養の関係を知る
    髪や爪は、体のなかでは「後回し」にされやすい組織です。栄養状態が現れやすい部分でもあります。後藤院長は日本臨床毛髪学会に所属しています。
  • 産学連携による栄養指導
    当院では、名古屋葵大学健康科学部健康栄養学科の片山直美教授との連携による栄養指導への取り組みを進めています。エビデンス(科学的根拠)に基づいた栄養指導を目指すものです。

ご利用の流れ

まずは通常の診察を

皮膚の症状でお困りの場合は、まず皮膚科医としての診察を行います。診断をつけ、必要な治療を開始することが先です。

栄養面からのご提案

診察のうえで、栄養面からのアプローチが役に立ちうると判断した場合、あるいはご本人のご希望があった場合に、栄養指導をご案内します。

管理栄養士によるカウンセリング

現在の食生活、生活リズム、お仕事の状況などをうかがいます。「何を食べているか」を責めるための時間ではありません。 いまの生活を前提に、どこなら変えられるかを一緒に探します。

必要と判断した場合には、血液検査で全身の状態を確認することもあります。

具体的なご提案

食品の選び方、組み合わせ方、調理の工夫などを具体的にお伝えします。ご希望に応じてレシピもご提案します。

継続のご相談

栄養は、日々の積み重ねです。一度お話しして終わり、ではうまくいきません。
続けられているか、無理が出ていないかを確認しながら、その都度調整していきます。

ご注意いただきたいこと

栄養を整えれば、すべてが良くなるわけではありません

正直に申し上げます。栄養へのアプローチで変えられる部分は、限られています。

体質による部分、加齢による部分、遺伝的な要素は、食事だけで変えられるものではありません。当院では、期待できることとできないことを分けてお伝えし、効果がはっきりしないものを続けていただくことはありません。

サプリメントは「多ければ良い」ものではありません

  • **脂溶性ビタミン(A・D・E・K)**は体内に蓄積しやすく、過剰摂取による健康被害が報告されています
  • 亜鉛を長期間・高用量で摂ると、銅の欠乏を起こすことがあります
  • ビタミンB6の大量・長期の摂取では、手足のしびれなど末梢神経の障害が報告されています
  • も、必要のない方が摂り続けるべきものではありません

当院では、必要のないサプリメントをおすすめすることはありません。 現在お飲みのものがあれば、製品をお持ちいただくか、成分表の写真をお見せください。

自己判断での食物除去は行わないでください

とくにお子様について、はっきりと申し上げておきたいことです。

「アトピーだから卵をやめる」「念のため乳製品を除く」——こうした自己判断による除去は、成長に必要な栄養を奪うおそれがあります。
また、食べずにいることで、かえってアレルギーが起こりやすくなる可能性も指摘されています。

食物アレルギーが疑われる場合は、必ず検査と診断を行ったうえで、必要最小限の範囲で対応を考えます。

治療中のご病気がある方へ

腎臓・肝臓のご病気、糖尿病、その他の疾患で治療を受けておられる方は、食事に関する指示がすでに出ている場合があります。必ずお申し出ください。当院のご提案が、そちらの治療方針と矛盾しないよう調整します。

必要と判断した場合には、かかりつけの医療機関へのご確認や、他科へのご紹介を検討します。

ご家庭でできること

栄養指導を受けていただかなくても、日々のなかでできることがあります。

 

  • たんぱく質を、毎食とる
    皮膚も髪も爪も、たんぱく質からつくられます。朝食が菓子パンだけ、といった食べ方では材料が足りません。
  • 「同じものばかり」を避ける
    特定の食品に偏ると、不足する栄養素が出てきます。品目を増やすことが、いちばん簡単な対策です。
  • 極端な糖質制限・脂質制限をしない
    急激な制限は、皮膚や髪の状態に影響することがあります。
  • 朝食を抜かない
    食事の間隔が空きすぎると、体は必要なものを筋肉などから取り出そうとします。
  • 水分をとる
    水分不足は、皮膚の乾燥にも関わります。
  • 睡眠を確保する
    皮膚の修復は、休んでいるあいだに進みます。食事だけを整えても、睡眠が足りなければ追いつきません。
  • 完璧を目指さない
    いちばん大切なことです。続かない方法に意味はありません。

よくある質問

保険は使えますか。

A. 当院の栄養指導は**自由診療(保険適用外)**です。皮膚科としての診察・治療は保険診療で行います。

皮膚の症状がなくても相談できますか。

A. ご相談いただけます。まずは通常の診察でお声がけください。

どれくらいで変化が出ますか。

A. お答えするのが難しいご質問です。
皮膚が入れ替わるには時間がかかり、髪や爪はさらに長い時間を要します。数か月単位で見ていただくものとお考えください。また、変化が出ることを保証するものではありません。

サプリメントを買わされることはありますか。

A. ありません。必要のないサプリメントをおすすめすることはありません。
現在お飲みのものがあれば、続けてよいかどうかを含めてご相談ください。

厳しい食事制限をされますか。

A. いたしません。続けられない方法に意味はないと考えています。いまの生活を前提に、変えられるところを一緒に探します。

子どもも受けられますか。

A. ご相談いただけます。ただし、お子様については自己判断での食物除去を行わないでください。 成長に必要な栄養を欠くおそれがあります。

血液検査は必要ですか。

A. 必ずしも必要ではありません。必要と判断した場合に、理由をご説明したうえで行います。自費での検査となります。

管理栄養士だけに相談することはできますか。

A. まずは医師の診察を受けていただく形をとっています。皮膚の状態を診たうえでご案内するのが、当院の考え方だからです。

どれくらいの頻度で通うのですか。

A. 内容とご希望によります。回数を決めて契約していただく形はとっていません。その都度ご相談して決めていただけます。

院長より

皮膚は、体の状態を映す鏡だと、私は考えています。

私はもともと歯科医師でした。歯周病の患者さんを診ていたとき、歯ぐきだけを治療しても良くならない方がいらっしゃいました。背景に糖尿病があり、そちらに手を打たなければ根本的な解決にならない。そう気づいたことが、医学部へ進むきっかけになりました。

皮膚科医になってからも、同じ場面に何度も出会いました。塗り薬を出し、いったんは落ち着く。けれどしばらくすると、また同じ症状が出る。薬を強くする、回数を増やす——それだけを続けていても、どこかで行き詰まります。

勤務医時代、長くアトピー性皮膚炎に悩まれてきた方を診たことがあります。塗り薬や飲み薬を続けても思うような変化が出ず、皮膚だけを見ていては届かないものがあると痛感しました。栄養や体重管理といった生活面からも一緒に取り組むなかで、少しずつ肌の状態が落ち着いていきました。皮膚を診ることは、その方の暮らしを診ること。 いまの診療の原点になっている経験です。

ただ、誤解のないようお伝えしておきたいのは、私は「栄養で病気が治る」と申し上げているのではないということです。標準的な治療がまずあって、その上に栄養や生活の視点を重ねる。順番を間違えてはいけないと考えています。栄養の話だけをして、必要な治療を行わないというのは、医療ではありません。

そのうえで、効かないものには効かないとお伝えします。栄養を整えても変わらない部分は確かにあります。良いことばかりをお伝えして始めていただき、後で「思っていたのと違う」となるのは、お互いにとって不本意です。

食事のことは、誰にとっても身近で、それでいて変えるのが難しいものです。完璧を目指す必要はありません。 できるところから、ご一緒に考えていければと思います。

川名ごとう皮フ科クリニック 院長 後藤 克修

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