「フェイスラインがぼやけてきた気がする」——。たるみのお悩みは、しみのように「ここにある」と指させるものではないぶん、長くもやもやと気になり続けます。このページでは、川名ごとう皮フ科クリニックが導入を予定している**高周波(RF=ラジオ波)を用いたたるみ治療「XERF(ザーフ)」**について、仕組みと、期待できること、正直に申し上げて期待しにくいことを、率直にご説明します。
※本ページの施術は自由診療(保険適用外)です。詳しくは「料金」「リスク・副作用・ダウンタイム」の各項目をご確認ください。
XERF(ザーフ)とは — 高周波(RF)を用いたたるみ治療
XERF(ザーフ)は、**高周波(RF=ラジオ波)**のエネルギーを皮膚に加えることで、たるみに対する引き締めを目指す医療機器です。「リフトアップ」という言葉から糸などで引き上げる施術と混同されがちですが、XERFは切らない・引き上げない、熱によるアプローチです。
また、たるみの機器は「レーザー」と総称されることがありますが、XERFはレーザー機器ではありません。 レーザーが「特定の波長の光を、色素などの標的に吸収させて熱に変える」仕組みであるのに対し、高周波は「電流が組織を通過する際の抵抗によって、組織自体に熱を生じさせる」仕組みです。作用のしかたが根本的に異なります。
高周波(RF)が、たるみに対して行っていること
高周波を皮膚に加えると、真皮から皮下組織にかけての層に熱が生じます。この熱によって、①真皮のコラーゲン線維がその場で縮む、②その後の修復過程で新しいコラーゲンがつくられることが促される、という二段階の変化が起こると期待されています。
大切なのは、二段階目の変化には時間がかかるという点です。一般に数週間から数か月をかけて緩やかに進むとされています。施術直後に引き締まりを感じられる方もいらっしゃいますが、それは熱による一過性の反応です。
2つの周波数を同時に照射する仕組み
XERFの特徴とされるのが、6.78MHzと2MHzという2種類の周波数の高周波を同時に照射する設計です。高周波は周波数によって届きやすい深さが変わるとされており、これらを組み合わせることで、浅い層から深い層までを立体的に加熱することを目的としている、と説明されています。
また、高周波はレーザーと違い、メラニン色素に選択的に吸収される性質をもちません。 このため色素に左右されにくいとされますが、「どんな肌でも安全に照射できる」という意味ではありません。日焼け直後や炎症のある皮膚への照射は避ける必要があり、適応の可否は必ず診察のうえで判断します。
ほかのアプローチとの違い(方式の比較)
たるみに対する医療的なアプローチには、いくつかの方式があります。以下は方式そのものの違いを整理したもので、どれが優れているという比較ではありません。
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方式 |
仕組み |
主に働きかける層 |
|---|---|---|
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高周波(RF) ※XERFはこの方式 |
電流の抵抗で熱を生じさせる。色素の影響を受けにくいとされる |
真皮〜皮下を、面としてひろく |
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高強度焦点式超音波(HIFU) |
超音波を一点に集束させ、点状に強い熱を加える |
狙った深さに点状(より深部にも) |
|
レーザー |
特定の波長の光を標的に吸収させて熱に変える |
波長により異なる(表皮〜真皮) |
|
糸を用いる施術 |
吸収される糸を挿入し、物理的に引き上げる |
皮下(熱ではなく物理的な牽引) |
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外科的フェイスリフト手術 |
切開し、余った皮膚を取り除く |
皮膚・皮下・筋膜 |
高周波と超音波は「熱で引き締める」目的こそ共通しますが、熱を加える形(面か、点か)と深さが異なります。 糸や手術は物理的に引き上げる方法で、目的も変化の大きさも別のものです。当院での対応可否は診察時にご相談ください。
対応する部位・回数の目安
ご相談の多い部位は、フェイスライン(輪郭のもたつき)、あご下(二重あごの部分のゆるみ)、頬(位置の下がり、ほうれい線まわりの落ち込み)、首(ゆるみ、横じわ)、全体のハリの低下などです。どの部位にどの程度の出力で照射できるかは、皮膚と皮下脂肪の状態によって異なります。
回数と間隔は、一般に6か月から1年に1回程度とされ、効果の持続期間もおおむね6か月から1年程度とされています。短い間隔で繰り返す施術ではありません。ただしこれは目安であり、当院では目安の期間が来たから受けていただく、という進め方はいたしません。
そして、効果の持続には限りがあります。 時間の経過とともに、皮膚は再びもとの傾向に戻っていきます。加齢による変化そのものを止める治療ではないということを、始める前にご理解いただきたいと思っています。
こんな方に
- 輪郭のゆるみやあご下・頬のもたつきが気になるが、手術までは考えていない方
- ダウンタイムを長くとることがむずかしい方
- 化粧品やマッサージでは、変化を感じにくくなってきた方
一方で、たるみがかなり進行し、皮膚が余っている状態にまで至っている場合、高周波による引き締めで得られる変化には限りがあります。 その場合は、期待できる範囲を正直にお伝えし、外科的な治療を含めた選択肢もご説明します。「まず当院の治療を受けていただく」という前提で話を進めることはいたしません。
受けられない方・慎重な判断が必要な方
次に当てはまる方は、施術をお受けいただけない場合があります。必ず診察時にお申し出ください。
- 心臓ペースメーカー、除細動器などの電子機器を体内に留置している方 高周波が機器の動作に影響を与えるおそれがあるため、原則として施術できません
- 顔や体に金の糸、金属糸、金属プレートなどを挿入している方 金属に熱が集中するおそれがあります
- リウマチの治療で、金製剤による治療を受けたことがある方
- 妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方
- ケロイド体質・肥厚性瘢痕の既往がある方
- 施術部位に感染や強い炎症、傷がある方/日焼け直後の方
- 重い皮膚疾患、光線過敏症、自己免疫疾患のある方、悪性腫瘍の治療中の方
- 糖尿病などで血糖のコントロールが良好でない方、傷の治りに影響する治療を受けている方
- 施術部位にヒアルロン酸や糸などの注入・挿入を受けて間もない方 熱による影響を考慮し、間隔をあけていただく場合があります
お受けいただけるかどうかは診察時に個別に判断します。持病やお薬、過去の美容施術については必ずお知らせください。
この治療で期待できること・期待しにくいこと
美容医療では、良い面ばかりが語られがちです。当院は、期待できないことを先にお伝えするほうが、結果としてご満足いただけると考えています。
期待できる可能性があること
- 皮膚のハリ感や、きめの印象の変化
- フェイスラインやあご下のもたつきの印象がやわらぐこと
- 切らない治療のため、日常生活への影響が比較的少ないこと
期待しにくいこと・できないこと
- 外科的なフェイスリフト手術と同じ変化を得ることはできません。 余った皮膚を取り除くわけではないため、変化の大きさには構造的な限界があります
- たるみの進行そのものを止めることはできません
- 1回で劇的に変わる治療ではありません。 変化は緩やかで、実感までに数週間から数か月かかることがあります
- 効果の感じ方には、大きな個人差があります。 変化を実感しにくい方も一定の割合でいらっしゃいます
- 骨格や脂肪の量そのものを変えるものではありません
- しみ・肝斑などの色の悩み、深いしわの溝は、この治療の対象ではありません
「思ったより変わらなかった」というご感想は、たるみの領域では珍しいことではありません。だからこそ、始める前にどこまでを目指す治療なのかを共有しておくことを大切にしています。
当院のリフトアップ治療(XERF)の特徴
皮膚科専門医が、たるみの「背景」から診ます
当院の院長・後藤克修は、日本皮膚科学会が認定する皮膚科専門医です。
たるみは、真皮のコラーゲン・エラスチンの減少、皮下脂肪の変化、支持組織のゆるみ、骨格の変化が重なって生じており、その背景には生活の要素も関わると考えられています。当院では、機器の照射だけを切り離して行うのではなく、皮膚と皮下組織に何が起きているのか、その背景に何があるのかを診たうえで治療を組み立てます。
なお、後藤院長は日本レーザー治療学会のレーザー認定医でもありますが、XERFはレーザー機器ではありません。 資格を根拠に本機器の優位性を述べるつもりはありません。ただ、レーザーであれ高周波であれ、エネルギーを皮膚に加える施術という点は共通しており、加えた熱に皮膚がどう反応するかを見極める視点は、機器の種類を問わず欠かせないと考えています。これらは院長個人の資格・経歴に基づくものであり、治療の結果を保証するものではありません。
「まず診断」から入ります
当院がたるみのご相談で最も重視しているのは、その気になっている変化が、本当にたるみによるものなのかを見極めることです。
「たるんできた」とおっしゃる方の皮膚を診ると、実際には皮膚のゆるみよりも、色素による影であったり、乾燥や小じわによる質感の変化であったり、むくみによる一時的な輪郭の変化であったりすることがあります。これらに引き締めの治療を行っても、期待した変化は得られません。治療が悪いのではなく、選ぶべき手段が違うからです。また、「見た目のお悩み」のなかに治療が必要な皮膚疾患が隠れていないかを確認するのも、皮膚科の役割だと考えています。「たるみが気になる」というお話を、そのまま「では照射を」とはつなげません。
出力の管理を、医師が責任をもって行います
高周波による治療で、当院がとくに慎重に扱っているのが出力の設定です。
高周波は、熱を加えることで引き締まりを促す一方、強すぎる熱は皮下脂肪に影響し、部分的なへこみ(陥凹)を生じさせることがあります。 これは頻度の高い合併症ではありませんが、生じた場合に自然な回復を待ちにくいことがある、という点で軽く扱えないリスクです。
だからこそ、皮膚の厚み、皮下脂肪の量、部位ごとの構造を診たうえで出力を決めることが欠かせません。「強く当てたほうがよく効く」という考え方は、この治療には当てはまりません。照射中も熱感の感じ方をうかがいながら調整します。
効かないものには効かないとお伝えし、必要以上の回数をおすすめしません
診察の結果、この治療では十分な変化が期待しにくいと判断した場合には、その旨を正直にお伝えします。皮膚が余っている状態の方に「何回か続ければ変わるかもしれません」とお伝えして照射を重ねることは、当院ではいたしません。
また、XERFはもともと6か月から1年に1回程度の間隔で受ける治療であり、短期間に繰り返すものではありません。当院では、最初に長期のコース契約を結んでいただくことを前提とはせず、1回ごとの経過を確認しながら次をご相談します。「続けていればいつか変わる」という進め方は、当院の考える医療ではありません。
トラブルが起きたとき、その場で診察・治療ができます
高周波による治療では、頻度は高くないものの、赤みが長引く、水疱ができる、やけどを生じる、といったことが起こりえます。皮膚科で受けていただく意味は、こうしたときにその場で診察し、必要な処置や処方を行えることにあると、当院は考えています。皮膚のトラブルは初期対応の内容とタイミングで経過が変わることがあります。気になる症状が出た場合は、様子を見ずにご連絡ください。
「皮膚は体を映す鏡」— 栄養・生活面のサポートも院内で(ご希望に応じて)
当院には管理栄養士が常駐し、ご希望に応じて、栄養や生活面のご相談も同じ場所で受けていただけます。これは、標準的な治療を基本としたうえで、ご希望に応じてご案内している追加のサポートであり、効果を保証するものではありません。保険診療とは別のご案内(自費)となります。
とくに紫外線は、真皮のコラーゲン・エラスチンの変性に関わることが知られており、対策の有無は長い目で見て差になりうる部分です。
通いやすい体制
所在地は名古屋市昭和区折戸町で、地下鉄鶴舞線「川名駅」から徒歩10分ほど、屋根付きの駐車場を15台分ご用意しています。院内にはキッズコーナーや多目的トイレ、エレベーターを設けています。
施術の流れ
初めてご相談いただく際の流れです。実際の進め方は、皮膚の状態やご希望によって変わることがあります。

ご予約・受付
当院はWEBからのご予約を承っております。問診票に、気になる部位、これまでの美容施術、持病やお薬、体内に留置している医療機器の有無をご記入いただきます。

診察・カウンセリング
医師が皮膚の状態を診て、変化がたるみによるものかを見極め、この治療が適しているかを判断します。

ご説明・お見積り
期待できること、期待しにくいこと、回数と間隔の目安、リスクと副作用、費用の総額をご説明します。その日のうちにお決めいただく必要はありません。

同意・当日の準備
同意書をご確認いただき、施術部位のメイクを落とします。

照射
照射面を滑らせながら熱を加えていきます。じんわりとした温かさを感じる程度とされ、通常は麻酔を用いません。熱さが強い場合はお伝えください。

施術後のご説明・経過の確認
当日の注意点をご説明し、次回の目安をご相談します。多くの場合、当日からお化粧をしていただけます。
料金
本施術は自由診療(保険適用外)です。
トライアル価格
| 300shot | 63,800円 |
|---|---|
| 400shot | 77,000円 |
通常価格
| 300shot | 74,800円 |
|---|---|
| 400shot | 90,200円 |
| 追加100shot | 22,000円 |
※料金は税込表示です。 ※実際の費用は、部位・回数・範囲によって異なります。カウンセリング時に総額をご提示し、ご納得いただいてから進めます。
リスク・副作用・ダウンタイム
高周波を用いた治療は、次のようなリスクを伴います。必ずご理解のうえでご検討ください。
施術中〜施術直後
- 熱感・温かさ 照射中にじんわりとした熱さを感じます。強く感じる場合は、その場でお伝えください
- 赤み・ほてり 多くの方に生じますが、通常は数時間から数日で落ち着きます
- 一時的なむくみ・腫れ(浮腫) 照射後しばらく、部位がふくらんだように感じることがあります
数日〜数週間
- やけど(熱傷)・水疱 出力が強すぎた場合や皮膚の状態によって生じることがあります。頻度は高くありませんが、生じた場合は当院で処置を行います
- かさぶた(痂皮)の形成 やけどに伴って生じることがあります。無理に剥がさないでください
- 色素沈着 炎症のあとに茶色い色味が残ることがあります。多くは時間の経過とともに薄くなりますが、長引くこともあります
ダウンタイム
XERFはダウンタイムの少ない治療とされており、多くの方は当日から通常の生活が可能とされています。ただし、当日の激しい運動、長時間の入浴、飲酒、サウナは避けていただきます。「ダウンタイムが少ない」ことは「リスクがない」ことを意味しません。皮膚の表面を傷つけない手法のため、日常生活への影響は比較的少なく抑えられる傾向にあります。一方で、照射直後には一時的な赤み、ほてり、痛み、腫れ、かゆみが生じることがありますが、多くは当日中に落ち着きます。また、一時的にニキビが現れたり、既存の症状が一時的に強まったりする場合もあります。施術後は肌が一時的に乾燥しやすく、非常にデリケートな状態となるため、刺激の少ない製品による念入りな保湿と紫外線対策を継続してください。お化粧は当日から可能ですが、赤みが残っている間は控えていただきます。また、当日の飲酒、激しい運動、サウナ、日光浴は避けてください。なお、当院では経過を責任をもって確認するため、施術の1週間後および1か月後に診察を受けていただく体制をとっております。
トラブルが生じた場合は、当院で診察・治療を行います。
気になる症状があれば、様子を見ずにご連絡ください。
ほかの選択肢について
高周波による治療は、たるみに対する数ある方法のひとつです。
- 紫外線対策とスキンケアを続ける これ以上の進行を抑えるという考え方です
- しわ・ボリュームに対する注入治療 しわの溝やボリュームの低下が主体の場合に検討されます
- 糸を用いる施術・外科的な手術 皮膚が余っている状態では、こちらが目的に合う場合があります
- 何もしないという選択 たるみは病気ではないため、気にならないのであれば、何もしないという選択も十分にあり得ます
たるみの治療は、医学的に必要な治療ではありません。 ご自身が気になるかどうかで、受けるかどうかを決めていただいて構いません。当院は、受けないという結論も等しく尊重します。
施術前後の注意点
施術前
- 施術前の日焼けは避けてください。日焼けした皮膚への照射は、やけどや色素沈着のリスクを高めます
- 体内に医療機器(ペースメーカー等)が入っている方、金の糸や金属を挿入している方、リウマチの金製剤による治療歴のある方は、必ず事前にお申し出ください
- 施術部位のピーリングや強い刺激のスキンケアは、数日前から控えてください
- 服用中のお薬、過去に受けられた注入・糸の施術は、必ず事前にお知らせください
- 体調がすぐれない日や皮膚に炎症がある日は、日程を変更してください
施術後
- 保湿と紫外線対策を、いつもより丁寧に行ってください
- 当日の激しい運動、長時間の入浴、飲酒、サウナは避けてください
- 施術部位を強くこすったり、マッサージしたりしないでください
- 赤みが強い間は、刺激の強い化粧品の使用を控えてください
なお、ご自宅でできることの中心は「これ以上進めない」ための積み重ねです。日焼け止めを一年を通して使うこと、皮膚をこすらないこと、睡眠と栄養を整えること、禁煙。
よくある質問
Q. XERFはレーザー治療ですか?
-
A. いいえ。XERFは高周波(RF=ラジオ波)を用いた機器であり、レーザー機器ではありません。 レーザーは特定の波長の光を標的に吸収させて熱に変えるのに対し、高周波は電流が組織を通る際の抵抗によって熱を生じさせます。仕組みが異なるため、期待できることも、注意すべき点も異なります。
Q. 痛みはありますか?麻酔は必要ですか?
-
A. じんわりとした温かさを感じる程度とされており、通常は麻酔を用いません。ただし感じ方には個人差があり、皮膚の薄い部位や骨に近い部位では熱さを強く感じることがあります。その場でお伝えいただければ調整します。
Q. 何回くらい、どのくらいの間隔で受けるのですか?
-
A. 一般に6か月から1年に1回程度の間隔で受ける治療とされています。短い間隔で繰り返す治療ではありません。実際の間隔は経過を診たうえでご相談します。
Q. どのくらいで変化を感じますか?効果はどのくらい続きますか?
-
A. 施術直後に引き締まりを感じられる方もいらっしゃいますが、それは熱による一過性の反応です。新しいコラーゲンの生成を介した変化は、一般に数週間から数か月かけて緩やかに現れるとされています。持続期間は一般に6か月から1年程度とされていますが、個人差があります。加齢による変化そのものを止める治療ではないため、時間の経過とともにもとの傾向に戻っていきます。
Q. 顔が痩せて、こけてしまうことはありませんか?
-
A. 強い熱が皮下脂肪に及んだ場合、部分的なへこみ(陥凹)が生じることがあります。頻度は高くありませんが、自然な回復を待ちにくい場合があるリスクです。当院では、皮膚の厚みや皮下脂肪の量を診たうえで出力を設定することを重視しています。気になる点は、事前にお伝えください。
Q. ダウンタイムはどのくらいですか?
-
A. ダウンタイムの少ない治療とされ、多くの方は当日から通常の生活が可能とされています。ただし赤みやほてりが数時間から数日続くことがあります。「ダウンタイムが少ない」ことは「リスクがない」ことを意味しません。大切なご予定の直前は避け、余裕をもって日程を組んでください。
Q. ペースメーカーが入っていますが、受けられますか?
-
A. 心臓ペースメーカーや除細動器などの電子機器を体内に留置している方は、原則としてお受けいただけません。 高周波が機器の動作に影響を与えるおそれがあるためです。また、顔や体に金の糸・金属を挿入している方、リウマチの金製剤による治療歴のある方も、お受けいただけない場合があります。必ず事前にお申し出ください。
Q. 保険は使えますか?
-
A. 使えません。たるみに対するリフトアップ治療は自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。カウンセリング時に総額をご提示します。
院長から患者様へ
皮膚は、体の状態を映す鏡だと、私は考えています。たるみは、その方が重ねてこられた年月そのものであり、病気ではありません。「治す」よりも「どう付き合うか」という言葉のほうが、私にはしっくりきます。
たるみのご相談で私が最も大切にしているのは、まず何が起きているのかを見極めることです。原因が違えば、選ぶべき手段も変わります。「とりあえず当ててみましょう」という進め方だけは、したくないと思っています。
そして、効かないものには効かないとお伝えします。高周波による引き締めは、外科手術と同じ変化を得られるものではありません。変化は緩やかで、効果の持続にも限りがあり、感じ方には大きな個人差があります。そして何より、たるみの進行そのものを止めるものではありません。この点を曖昧にしたままお勧めすることは、私にはできません。
もうひとつお伝えしたいのは、照射だけでは完結しないということです。紫外線を浴び続け、睡眠が不足していれば、皮膚はその通りに変化していきます。管理栄養士が常駐しているのは、その土台もご一緒に考えたいからです。
最後に。たるみは、医学的に治療しなければならないものではありません。気にならないのであれば、何もしないという選択も、まったく正しいと思っています。そのうえで、鏡を見るたびに気持ちが沈むということであれば、それは十分にご相談いただく理由になります。
私自身、患者様のお話をしっかりうかがい、分かりやすくご説明し、納得していただいたうえで進めることを信条としています。どうぞお気軽にご相談ください。
川名ごとう皮フ科クリニック 院長 後藤 克修
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